宮城県仙台市青葉区愛子の内科・脳神経内科

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物忘れを予防するには?

物忘れを予防するには?

 年齢を重ねるにつれて、「あれ?名前が出てこない」「さっき言おうとしたことを忘れてしまった」という経験が増えてきたと感じる方も多いのではないでしょうか。 誰にでも起こる自然な現象ではありますが、少し意識することで、物忘れを予防し、頭を元気に保つことができます。今回はその方法をご紹介します。


1. 脳を使い続けることが大切です

 脳も筋肉と同じで、使わないと衰えてしまいます。以下のような活動は、脳の刺激になります。

・新しいことを始める(楽器、言語、趣味など)
・読書やパズル、クイズなど頭を使う遊び
・日記をつける、手紙を書く

 無理のない範囲で、日々の中に「ちょっとした挑戦」を取り入れてみましょう。

2. 規則正しい生活を心がけましょう

物忘れ予防

 睡眠不足や生活リズムの乱れ、肥満や喫煙は記憶力にも悪影響を及ぼします。

・毎日同じ時間に起きて、同じ時間に寝る
・バランスの良い食事をとる(特に魚、野菜、果物)
・軽い運動を毎日続ける(散歩や体操など)
・喫煙している方は禁煙する

 これらは脳の健康を保つ基本です。

3. 人とのつながりを大切にしましょう

 会話をすることは、実はとてもよい脳のトレーニングです。

・家族や友人との会話を楽しむ
・趣味のサークルや地域の活動に参加する
・新しい人と出会う機会を大切にする

 孤独やうつ病は認知機能の低下と関係があることもわかっています。できるだけ多くの人と交流することが、物忘れの予防につながります。

4. 視力、聴力を大切にしましょう

 難聴や視力低下は認知症のリスクになることが分かっています。定期的な眼科受診や耳鼻科受診、難聴がある場合は補聴器の使用を積極的に行いましょう。

5. 持病がある方はしっかり治療しましょう

 悪玉コレステロール(LDLコレステロール)の増加、高血圧、糖尿病は認知症のリスクになることが分かっています。これらの病気がある方はしっかりと治療を継続しましょう。

気になる物忘れは早めに相談を

 「最近、物忘れが急にひどくなってきた」「同じことを何度も聞いてしまう」と感じる場合は、軽い認知症の始まりかもしれません。早期発見・早期対応がとても大切です。気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。

まとめ

 物忘れを完全に防ぐことはできませんが、日々の生活の中で工夫することで、脳の健康を守ることができます。自分自身のために、そしてご家族のためにも、今日からできることを少しずつ取り入れてみましょう。

 

文責:院長 岩崎晶夫